色々な病気がありますが、飼い主でも判断がつきやすい代表的な病気にいくつか挙げました。
しかし、素人判断では危険なので、様子がおかしい場合や回復の兆しが不明な時は、早めに獣医さんに診てもらいましょう。
不正咬合(ふせいこうごう)
症状と原因
前歯の伸びすぎ等によって、正常な噛み合わせができない状態です。餌を噛み切れなかったり、食べこぼしが多かったりすることで気付きます。先天性の時もありますが、原因の多くはペレット等の柔らかいご飯の食べすぎや、かじり木が足りなかったり、ケージを噛んでいることによる変形だったりします。
対処法
原因にもよりますが、後天的の場合は、食生活は繊維質の多い物(干し草を増やす)、かじり木を与える等です。悪化する場合は動物病院で歯を削ったり抜歯する必要が出てきます。また先天性の場合は遺伝する可能性があります。
耳ダニ(みみだに)
症状と原因
ウサギにはダニが繁殖してしまうことがあります。ダニの種類にもよりますが、耳の中にで繁殖する種類のダニに感染すると、後ろ足でかいてしまい、耳の中に傷をつくってしまいます。最初はかさぶた程度ですが、悪化すれば外耳炎になり、化膿液が出たり悪臭が出ます。
対処法
一度ダニに感染すると、自力でダニがいなくなる事は無いので、動物病院で診てもらいましょう。注射でダニを殺します。外耳炎が悪化している場合は外用薬を塗ったり、 ひどい場合は膿を出したりします。
毛球症(もうきゅうしょう)
症状と原因
毛づくろいの時に胃に毛玉が貯まってしまい、自分では吐き出せないため食欲不振になります。ウンチが少なくなったり、ウンチに毛が混じったりもします。悪化した場合は、うずくまってじっとして動かなくなります。
対処法
適度にブラッシングをしてあげて、毛を食べないようにしてあげることが日常的な予防にはなります。またサプリメントとして、パパイヤやパイナップルの控訴が予防効果があるため、与えると良いでしょう。悪化した場合は、早く病院に連れて行きましょう。うっ滞(うったい)までなってしまうと、「命の危険もある腹痛」と思っておいたほうが良いです。
結膜炎(けつまくえん)
症状と原因
目ヤニが沢山出たり、まぶたの内側が腫れ上がったり、目が充血します。涙も普段よりたくさん出たりします。何かに目をぶつけたり、異物(ホコリなど)が入ることで起こります。
対処法
軽微であれば少し様子を見て、自然に治る事もありますが、目が閉じられないくらいに腫れ上がっている場合は早めに動物病院で診察を受けてください。治療は点眼薬を使用します。また、異物が原因の場合は異物を取り除いたり、飼育環境を衛生的にします。
斜脛(しゃけい)
症状と原因
首が曲がったまま、真っ直ぐに戻らない状態になります。上手く立ちあがったり、真っ直ぐ歩くのが困難になります。内耳炎や外耳炎で平衡器官に細菌感染が原因になることが多いです。中枢神経に細菌感染するエンセファリトゾーン症の場合にも同様の症状が起こることがあります。
対処法
まず疑いがある場合は、動物病院で診てもらいましょう。抗生物質の投与を行いますが、完治は難しいです。放っておくと悪化して衰弱死することもあるので、早めに治療開始することが大事です。転んだりしやすくもなるため、二次的な怪我を防ぐ対策も必要です。
骨折(こっせつ)
症状と原因
高い所から落ちて骨折してしまうことがあります。ウサギの骨は結構もろいため、ちょっとしたはずみでも骨折してしまうことがあります。痛そうに引きずったり、痛いので骨折した所を浮かせたりします。
対処法
動物病院へ行ってレントゲンを撮ってもらうことで、確定診断することができます。人間と同じで、骨折したところを固定してもらい、くっつくまで安静にします。骨折は、無理な抱っこから落下した際に起こる事が多いので、抱っこの姿勢等に気をつけることで防ぐことができます。
まとめ
他にも色々な病気がありますが、まずはかかりやすい物を選びました。少しずつ内容を増やしていきたいと思います。

